ハノイ グルメ情報
グルメの本場ハノイ
多くの方にとってハノイ旅行の目的の一つになっているグルメ!豊富なグルメと限られた旅の時間。あなたは何を選びますか?
北部にある首都ハノイから南の大都市ホーチミンまで縦に長いベトナム。気候が地域によって違うので手に入る食材も違えば、そもそも文化も人々の性格も地域で様々。大まかな傾向として日本と同じように北部の料理の方が塩気がきいて素材そのものの味を活かすイメージ、南部は甘味のある味付けになっていることが多いですが、完全にそうとも限らないのがまた面白いところ。またベトナム料理の特徴として、国民の調味料である魚醤のヌクマムをはじめ、醤油やトウガラシ、チリソース、レモンやカラマンシーさらにはミントやパクチー、シソなどのさまざまな香草を使って、ベースの料理から味を自分の好みで組み立てていくことが前提となっている料理も多いです。
STWハノイ グルメ情報もくじ
はじめに
ポイントは素材と調理法
ご旅行前に知っておきたい!楽しみたいベトナム料理に目星をつけるにあたって、その料理の素材や作り方がカギになってきます。例えばベトナム料理として誰もが思い浮かぶPho(フォー)は一般的には汁物の麺料理をイメージされますが、細かく言うとPhoは料理名ではなく素材名です。汁物の麺料理のほかにPhoという素材を使って炒めたPho Xao(Xaoは炒め物の意)や、Phoの生地で巻いたPho Cuon(Cuonは巻くの意)などがあります。さらには牛肉を意味するBo(ボー)、鶏肉を意味するGa(ガー)は必須で覚えておきたい単語!基本的にフォーは2択の選択肢になり、牛肉フォーのフォーボーもしくは鶏肉フォーのフォーガーになります。これが“Pho Xao Bo”だと牛肉の焼きフォーということになります。
バインミー(Banh Mi)は誰もが試したいベトナムのマストグルメ!このBanhはベトナム語で米粉や小麦粉を使った麺や粉もの、ケーキ等の素材由来を意味し、"Banh○○"という料理が無数に存在します。ベトナムでも絶大な人気を誇るドラえもん。ドラえもんの好物どら焼きは日本から輸入された食文化で、そうなると店で売られるどら焼きのベトナム語表記は"Banh Doraemon"となっているのをよく目にします。
やはりグルメは本場で食べるべき
北から南まで様々なベトナム料理がありますが、やはり地元のグルメにかなうものはありません。その土地の気候や風土、空気感とあわせて食べるのが一番おいしいように感じます。例えばハノイのローカルレストランは店内は狭く歩道に小さなプラスチックの椅子とテーブルを並べて窮屈に座るスタイル。お店の回転率は速く、ハノイの喧騒と一緒に味わうからこそおいしいと感じるものもあるのかもしれません。ダナンやホイアンは海が近く潮風を感じながら食べる中部料理。ホーチミンは大都会ではありますがハノイと比べて人々がラフで余裕間があるイメージがあります。そのためか、屋台文化も北部より南部の方が発達しているように思います。ハノイであればブンチャーやフォー、チャーカーは北部発のグルメですので絶対に抑えたいポイントです。フォーはベトナム全国どこでもおいしいイメージですが本場はベトナム北部といえます。ブンチャーを食べるならハノイに限ります。逆に南部発祥のフーティウやバインセオなどはハノイでも食べられるレストランはありますがやっぱり南部の店舗にはかないません。シーフードを食べるならビーチタウン。北部はハロンやハイフォン、南部はブンタウなどは漁業が盛んで、国内でも一番おいしいシーフードを一番安く楽しむことができます。
知っておくべきグルメ単語
・ga :鶏
・bo :牛
・ca :魚
・thit :肉(thit lonは豚肉)
・hai san :シーフード
・chay :ベジタリアン料理
・thap cam :ミックス
・dac biet :スペシャル
いかがでしょうか?実際にローカルのレストランに入ると公用語がベトナム語なのでメニューすらわからないことが多いです。せめて麺なのか米なのか、牛なのか鶏なのか、汁物のなのか炒め物なのか揚げ物なのかなど単語がわかれば少しはイメージもってオーダーできるようになるかもしれません!あとは現地で実践あるのみ!それではベトナムグルメを見ていきましょう!
料理・食材図鑑
ベトナム料理といえば麺類
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ブンチャー
ハノイ発祥のマストグルメ、ブンチャーはベトナム料理で最もなじみのある米粉ベースの発酵細麺ブンをBBQポークやつくねの入ったつけ汁と合わせていただくつけ麺風の料理です。お好みでレタスや香草などの野菜と合わせるのもポイント。ベースはフィッシュソースですが臭みもなく濃いめのガツンとインパクトがある味はハノイに来たら一度は試すべき一品です。
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フォー
おなじみフォーもハノイを代表する北部料理。大きく牛肉ベースのPho Boと鶏肉ベースのPho Gaに分けられます。米粉の平麺はつるっと喉を通ってスープとマッチする絶品。ベトナム人は朝ごはんからフォーを食べて一日をスタートするのが一般的です。さらに牛肉フォーは半レアでいただくTaiとよく焼きでいただくChin、両方組み合わせたものなどがありお店によっても味や個性があるのでぜひいろいろ試してみてください。
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フォーサオ
麵料理、フォーはフォーでも汁物ではありません。フォーサオは日本的に表現するなら焼うどん。しかし麺は米粉のフォーで一緒に炒めた牛肉や野菜の汁とよく絡みながら、フォーそのものの味も感じられるおすすめ料理です。Xaoは炒め物を意味し、スープフォーの次に試してもらいたい一品です。
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フォーチョン
フォーチョンは汁なしフォー。スープではなくそのままフォーをボールに入れて、上からレタスなどの野菜や肉、ナッツをのせて味付けは醬油ベースになっている店が多いので、若干甘めのベトナム醤油が組み合わさって日本人にもなじみやすい味となっています。フォーチョンの歴史はまだ浅く、いわゆる現代グルメなので若者を中心に人気があります。フォーチョンのほかに汁なしブンのブンチョンや、春雨のミエンチョンなどもあります。
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ブンリュウ/ブンジウ
ブンリュウ(ベトナム語よりで発音するならブンジウ)は、トマトベースのスープにブン、さらにお肉やソーセージ、揚げ豆腐などを入れた麺料理です。トマトのコクが感じられる優しいスープはフォーと比べても食べやすく、さらには地域によってカニ肉を加えたブンジウクアなどは大衆に人気の料理となっています。
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ミーサオ
ミーサオは日本でいうと焼きそば。米粉ではなく小麦粉麺のMiを使った炒め麺なのでまさに焼きそばそのものです。ミーはインスタント麺として広くベトナムに普及しており、ミーサオもインスタント麺を戻して炒めるものが一般的ですが、野菜や牛肉、ビーチエリアではシーフードと一緒に具沢山で炒めるので満足感が得られる一品といえます。
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ブンボーフエ
ブンボーフエはその名の通りフエ発祥の麺料理。中部フエを代表する牛肉太麺です。ブンとついてますが使用される麺は一般的なブンではなく、米粉ベースの太麺となっています。かつての都らしくおしゃれに飾った宮廷料理やバナナの葉などに包んで蒸した手の凝った料理が印象的なフエですが、ブンボーフエは旨味の効いたスープに太麺と骨付き肉やレバー等を加えたワイルド系料理。フエの発祥ではありますが今では全国化してベトナム料理の代表格として、どこのレストランもベトナム人で結構にぎわっている印象です。
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バインカン
タピオカ粉由来の太麺はフォーやブンとはまた違った味わい!ツルっといただける独特な麺と決め手はスープになります。お店によっても麺はタピオカ粉と米粉の割合が違ったり、スープも様々なベースと味、胡椒などのスパイスがあるので個性が出ますが、南部の料理なのでハノイで食べるよりホーチミンで食べた方が確実においしく選択肢も増えます。
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ブンボーナンボー
こちらもハノイに来たら試してほしい隠れた逸品。表現するなら牛肉サラダ麺。ブンの上に牛肉や豊富な野菜を加えてヌクマムベースの甘めな味付けがされるためたライトでヘルシーながらしっかり味が効いたおすすめ料理です。街中でもメニューに入っているお店は意外と少ないので見つけたらぜひお試しあれ!
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ブンカー
ブンカーはその名のとおりブン+魚。優しい味のスープは野菜がたくさん入って、その上にカリカリの魚フライをのせるのが一般的です。旅行のグルメとしてマストには入ってきませんが、ハノイの街中で多く見かけて食べやすいのでベトナム人を中心に人気があり、朝食やランチ、間食としても楽しめます。
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フーティウ
こちらは南部を代表する代表格グルメ!米粉ベースの細麺ですが半乾燥させてから麺にされるのでフォーやブンにはないコシがあるのが特徴です。スープは優しく、肉やチャーシュー、シーフードなど具材がたくさん使われる満足感がある絶品グルメですが、フーティウを食べるなら本場は南部なので、圧倒的にベトナム南部の方がお店が豊富で味もおいしいです。
有名どころ
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バインミー
バインミーは誰もが知るベトナムグルメの定番。お肉やレバーペーストのパテ、野菜を焼き立てのフランスパンにはさんで楽しむベトナムサンドイッチです。ベトナム全国どこにでも路上屋台やバインミー屋さんがあり、気軽にお楽しみいただけます。
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チャーカー
チャーカーは白身魚をネギや香草とともにスパイスで炒めたハノイの代表料理ですが、中部/南部ではほとんど見かけない北部グルメです。雷魚をはじめとする淡水魚の白身は大鍋で炒めてほろほろ崩れるくらい柔らかく美味。それをブンやライスペーパー、香草などと一緒にいただく絶品料理です。臭みもなく野菜とピッタリマッチする白身魚はハノイ旅行の際にはぜひお試しください!
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ネムザン/チャーゾー
ネムザンは揚げ春巻き。南部ではチャーゾーと呼ばれます。春巻きそのものですが日本にある具材に味が付いた中華春巻きとは若干違って、よりシンプルに肉と巻いてあげた春巻きとなっています。メインディッシュというよりは他の料理のサイドメニューとして楽しまれることが多く、ハノイではブンチャーと一緒の注文するのが一般的なスタイルとなっています。
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ゴイクオン
ゴイクオンは生春巻き。野菜とエビや豚肉をライスペーパーで丁寧に包んだベトナム料理の代表格ですが、ハノイでは屋台やマーケットで見かけることは少なく、ベトナム料理レストランでメニューに並んでいます。一方ホーチミンでは路上屋台やマーケットでストリートグルメとして見かけることもよくあります。素材そのものの味を楽しみながら、ピーナッツソースにつけて食べるのがベトナム風生春巻きの魅力です。
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ブンダウ
ブンダウはハノイのランチの定番。ブンと豆腐、お肉やチャーシューと野菜がお盆に乗って出てくるハノイグルメです。ブンと豆腐のコンビネーションなので、もともとは貧しい地域の昼食に期限を発しますが、今ではハノイで地元民から最も愛されるランチの一つとなっています。ブンは麺ですが、ブンダウはスープでほぐす前の絡まった段階で皿に盛って提供されるため、ほのかな酸味のあるブンそのものの味を一番楽しめるグルメといえます。ブンダウはヌクマムのほかにエビを発酵させたマムトムをつけて食べるのが伝統スタイルですが、ナンプラーや魚醤が苦手な方にはどの店にも醤油の用意があるのが一般的なので、醤油で出すように注文すれば苦手な人もお楽しみいただけます。
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ミエンルオン
ミエンは春雨、ルインはウナギでミエンルオンはウナギ春雨を意味するベトナムグルメです。春雨はスープや汁なしなど楽しみ方は様々。ウナギは日本では高級食材ですが、ミエンルオンはタウナギなど日本のウナギとはちょっと違ったもので、カリカリに揚げられているので臭みもなくライトに楽しめるベトナムグルメです。
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バインクオン
ベトナム北部発のバインクオンはベトナム人に朝食からランチ、ディナーまで人気のある北部グルメ。オーダーが入ったら米粉の液体をクレープ器に広げて素早く蒸して、その上にひき肉などの具材を包んで巻いた人気グルメです。ブンチャー同様、BBQポークのつけ汁と一緒にいただくのが一般的です。
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バインゾー
バインゾーはハノイ発の郷土グルメ。とはいえベトナム全土で楽しむことができます。米粉のプルプルのお餅の中に肉やきくらげなどの具材を入れて、バナナの葉でピラミッド状に包んで蒸したもの。日本にありそうでない独特な一品ですが、ヌクマムや醤油、チリソースなどお好みで付けて楽しめる万人受けするグルメです。
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ソイ
Xoiはもち米の意味で、どんぶりにもち米、って提供される丼ものです。よりローカルなものになると路上でバナナの葉を皿にしてもち米、肉、ドライミート、キュウリなどを入れて簡易的に包んだスタイルでベトナム人の朝ごはんの定番となっています。腹持ちもよくお肉でパワーも付くため、朝からエネルギー補給にはピッタリです。
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フォークオン
フォークオンはその名のとおりフォーの巻き料理。麺にカットする前の平たいフォーの生地に野菜や肉などの具材を巻いていただく料理です。しっとりもちもちしたフォーの味とともに、生春巻きとはまた違った味わいをお楽しみいただけます。
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コムタム
コムタムは南部発祥の定番プレート。一皿の上にお米、ポークリブを代表とした豚肉、卵、野菜、その他おかずをのせた満足の定食です。お米はもともとは精米の際に砕けたブロークンライスを利用し、庶民や学生などが安価で食べられる南部料理としての起源がありますが、今では全国的に万人に愛されるグルメです。それは、一皿でこんなにいろいろ乗っけて楽しめたら庶民に限らずみんな好きに決まってますね。ただ、ハノイより南部ホーチミンの方が圧倒的にお店や屋台の数が多いです。
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コムガー
コムガーはその名のとおりお米+鶏のチキンライス。鶏は焼いたものや揚げどりなど様々な調理法があり、ベトナム中部、ランタンの街ホイアンの名物となっていますが全国で楽しむことができます。
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バインセオ
バインセオは南部発祥の総菜クレープ。生地を大きなフライパンに広げてもやしや豚肉、エビを入れて包んだものを、レタスなどの野菜や香草と一緒に食べるベトナムの代表グルメですが、本場は南部になります。万人に愛されるテイストと、その大きさのインパクトは写真映えもばっちり、日本人にも人気のベトナムグルメです。
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フォーチェン
フォーチェンはフォーの生地を揚げたものの上に肉や野菜などの具材をかけた一品。米粉のフォーの生地を揚げるとおかきみたいになり、そこに具材が加わって触感も味も楽しめるベトナムの変化球グルメです。
その他のグルメ
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バインバオ
バインバオはまさに日本の肉まん。道路沿いに屋台やお店をよく見かけて、食べ歩きやドライブスルー感覚で1万ドン程度で気軽に食べられるなじみのあるグルメです。チーズ入りやソーセージ入りなどこだわりメニューをそろえたお店も多いですが、代表的なものは豚肉ときくらげ、ウズラの卵が入ったものです。
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バイントム
トムはベトナム語でエビの意味。まさに海老天そのものですが、円盤ケーキ風に上げられたお店が多く、食べ歩きとしてもレストランの一品としても楽しめるグルメです。ハノイでは一番大きな湖、西湖にある西湖府の参道で参道グルメとして売られているものが有名です。
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バインロック
バインロックは透明感のあるもちもちのタピオカ生地にエビを入れたタピオカ餃子。ベトナム中部フエの代表料理で、バナナの葉などで丁寧に一つ一つ包んで蒸した絶品です。一口サイズで食べやすく、味と食感を楽しみながらついつい手が止まらなくなってしまいます。
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バインベオ
バインベオもフエ名物の宮廷料理期限のグルメ。米粉とタピオカ粉ベースの生地を小皿に蒸して、その上に干しエビや豚肉などをのせた上品なベトナムグルメとしてフエを中心に、全国でもレストランで見かけることがあります。
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ネムルイ
ネムルイは中部フエが名物のつくね棒で、レモングラスの茎に肉を巻いて調理されます。ジューシーなつくねをライスペーパーの上にのせて、お好みで野菜をもって巻いて、レモングラスの茎を引き抜いていただく絶品で、味と一緒に独特なその食べ方もお楽しみいただけます。
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バインゴイ
バインゴイはベトナム版の揚げ餃子。お肉やきくらげ、うずらの卵をつめた餃子を揚げたストリートグルメで道端の屋台やマーケットでよく見かけます。
甘味・スナック・お菓子
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チェー
ベトナムデザートの代表格がチェーです。小豆や寒天、フルーツ缶詰などにかき氷を混ぜてココナッツミルクと合わせていただくものが一般的です。道端の屋台で見かけることも多く、メニューによってChe○○など名前が決まってきます。例えばベトナム人が愛する蓮の実のチェーはChe Sen、ミックスチェーはChe Thap Camなど様々なフレーバーがお楽しみいただけます。
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バインザン
バインザンはドーナツボール。道端の屋台やマーケットなどでよく見かけます。一般的なゴマをまぶしたものや砂糖をまぶしたもの、糖蜜を絡めたかりんとう風のものなどこちらも種類があります。
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バインコム
バインコムはハノイ銘菓。京都と言ったら八つ橋、広島と言ったら紅葉饅頭のようにハノイと言ったらバインコム。ハノイの人が他都市にお土産を持っていく場合は重たいですが定番となっています。緑豆を使ったお餅の中に、同じく豆の餡とココナッツが入ったほんのり甘いベトナム風和菓子は独特ながらやみつきになります。
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スーセー
まん丸カラフルな謎の玉。フルーツ風味の水まんじゅうで、見た目は謎でもとっても美味しいんです。バインコムと一緒に伝統的なお菓子屋さんで売っていることが多く、さまざまな風味の中に豆ベースの餡やココナッツが入っているものがあります。
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バインチュオイ
直訳するとバナナケーキですが、イメージは揚げバナナ棒。外はサクサク、中身はバナナのねっとり感と素材そのものの甘味で、おやつにピッタリの食べ歩きグルメです。
番外編・ご当地料理
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ゼー
ハノイから行ける人気の観光地ニンビンではヤギ料理が有名です。おそらくチャンアンやホアルーなどのニンビン観光をしているとヤギの放し飼いなどをよく見かけるかと思います。なんといっても魅力は臭みのなさと低脂肪なジューシーさ。ニンニクと一緒に焼いたバーベキュースタイルやサラダと合わせた和え物、ヤギ汁、血をゼリー状にしたインパクトのある料理など余すところなくニンビンではヤギが食べられています。
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チャームック
ベトナム観光の聖地、ハロン湾は観光のほかにシーフードの養殖などの漁業も盛んで、ハロンの市街地にはシーフードレストランが多く並びます。その中でもイカの薩摩揚げ風のつみれはハロンの名物。ブンを使った汁物などの具材として代表的に楽しまれるご当地グルメです。
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ブンクアイ
ブンクアイは南の島フーコック名物の麺料理。シーフード出汁の優しいスープにブンとイカを加えたシンプルなおいしさをベースに、お好みでチリなどの辛味を足して楽しめるフーコックマストグルメです。
レストラン情報
ハノイ旧市街の名店をいくつかご紹介いたします。様々な料理がそろった観光レストランや一品に特化した専門店まで。中にはミシュランでビブグルマンを獲得した店も!ミシュランと聞くと高級点のイメージがありますが、ビブグルマンとは「価格以上の満足感が得られるもの」という評価基準で、ベトナムでは物価にあわせて低価なお店がいくつも掲載されています。
観光レストラン
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おそらくハノイのベトナム料理レストランとして最も観光客から人気のあるクアンアンンゴンは、きれいな店内とベトナム料理全般をハイクオリティで取り揃え、屋台調のキッチンなど雰囲気も楽しめる連日人気のベトナム料理レストランです。
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専門店/ブンチャー
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旧市街中心にあるブンチャーの専門店。今や観光客に大人気の最も有名なブンチャーレストランといえます。中心地のホアンキエム湖から徒歩数分とアクセスが良く、ブンチャーらしいガツンとした味が楽しめるマストレストランです。もともと量が多いブンチャーですが、ダッキムもかなり大盛で提供される人気レストランです。
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旧市街北部、ハンタン通りにあるランチ限定のブンチャー専門店が、ビブグルマンにも掲載された地元、観光客両方で昼時大盛況の名店です。かなり混雑していますが回転率が速く待ち時間も少なく入店できます。テーブルも所せましと他のお客さんと相席スタイルになるのもハノイらしさの魅力。ザ・ハノイのブンチャーをお楽しみいただけます。
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通称「オバマブンチャー」。アメリカ合衆国第44代大統領オバマが来店した有名店です。店内にはオバマ大統領の写真がでかでかと掲載されています。ブンチャーもおいしく特徴は優しくライトな味付け。個人的には濃い味のインパクトが魅力のブンチャーなので、同じ人気店でもダッキムの方が旅行の際にブンチャーを実食する場合はおすすめといえます。
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専門店/フォー
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地元民が口をそろえて旧市街ナンバーワンと話すフォーレストラン。お昼時はベトナム人にも観光客にも大人気で賑わいます。何も飾るものはありませんが、まさにこれぞフォーというシンプルかつ深みのある味はぜひ楽しみたい本場の味です。ビブグルマンにも掲載されている名店です。
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フォーガーならここ!ビブグルマン掲載の名店で鶏フォーらしい優しいスープをお楽しみいただけるほか、汁なしフォーのフォーチョンもこの店の名物です。
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こちらも牛肉フォーの名店。日本のガイドブックにも多く掲載され、味付けも日本人好みに牛肉の旨味が引き出されています。このおじさんが写った看板のPho Thinは今やチェーン店化、フランチャイズ化?しているのかベトナム各地にありますが、ハノイ旧市街南部にあるこちらの店舗が本店とされています。旧市街中心からは少し遠いですが行く価値ありのフォーが待っています。
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こちらはフォーサオの名店。旧市街からは外れますが北側の湖に浮かぶチュックバックエリアはフォーサオの発祥とされ、こちらのお店に限らずどこのお店でもフォーサオがおいしいです。そのほかにもフォークオンやフォーチェンなどフォーを使ったベトナムグルメがさまざまお楽しみいただけます。
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専門店/バインミー
ベトナム全土どこでも気軽に食べれられるバインミー。道に出ている屋台や専門店などどこで食べても基本的に外れなくおいしいですが、ポイントを挙げるなら店の回転率!具材は作り置きが基本なので、回転率が高い店ほど焼き立てカリカリのパンと調理仕立ての具材がマッチしておいしく感じられるはずです。
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ハノイ旧市街で人気ナンバーワンのバインミー専門店。ここはおいしいです。常時観光客でにぎわっていますが、回転率もいいため割とすぐに入店できます。種類も豊富で丁寧に調理された具材やチーズ、ビーフなど外国人向けにアレンジされたメニューなど毎日でも食べたくなるお店です。
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地元人気ナンバーワンの老舗バインミー店。観光客はあまりいませんが、お昼時はベトナム陣で行列ができます。パテをはじめとしたシンプルで大きなバインミーは、まさにベトナム本場のバインミーを味わえます。
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専門店/その他
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旧市街中心にあるブンボーナンボー専門店。旧市街でブンボーナンボーを食べに行くならここ一択!というくらい人気かつ味も実力も本物です。
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旧市街中心、ハンザ市場の目の前にあるバインセオの名店です。綺麗目な店内も魅力で決して種類は多くありませんがおいしいバインセオをいただけます。席数が少ないのが難点ですが、数分待ってでも入店する価値ありです。
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ミエンルオン、ウナギ春雨でビブグルマンを獲得した名店。スープでいただくスタイルや汁なしスタイルの春雨、おかゆなどにカリカリにウナギ唐揚げをのせて楽しめるベトナムグルメおすすめのレストランです。
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ハノイ旧市街南部のバインクオンの名店。個々のバインクオンはハノイトップクラスで美味しいうえに、バインゾーや揚げ春巻き、バインボット、デザートのチェーなどベトナムグルメのサイドメニューもクオリティ高く充実しているため、一度の食事で様々お楽しみいただけます。
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旧市街中心のハンバック通りの一角は、デザートショップが集まるスイーツ競合区。様々な種類のチェーや、マンゴーとココナッツアイスを組み合わせたもち米デザート、プリン、ヨーグルトなどローカルデザートを種類豊富にお楽しみいただけます。
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旧市街西部にあるブンボーフエの専門店。ベトナム人からも絶大な人気を誇るブンボーフエのハノイの名店とあって、ランチ時は賑わいを見せています。
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旧市街北部のハンタン通りはバインコムの専門店が並ぶお菓子ストリート。その中でもこちらのお店は評判がいいです。店主のおばちゃんも優しく、少量買って自分でいただく場合もお土産として購入する場合もおすすめです。
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カフェ・アフタヌーンティー情報
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カフェムオイ
カフェムオイはコーヒーの上に塩ホイップをのせたベトナムコーヒーの代表格。しょっぱさと甘さが苦味のあるコーヒーとマッチしてベトナムならではのコーヒーの味わいを出します。
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カフェコッヅア
ベトナムコーヒー+ココナッツミルクの組み合わせ。シンプルにコーヒーとミルクを混ぜたものもありますが、ココナッツミルクに氷を加えてミキサーして、フローズン調でいただくのが一般的なスタイルとなっています。
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カフェチュン
苦味のあるベトナムコーヒーの上に卵を使った甘いカスタードクリームをのせたベトナムコーヒーの代表格です。
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ベトナムコーヒーの代表格、エッグコーヒーの発祥のお店。お店の名前にもなっているGiang(ザン)さんがホテルのバーテンダーをやめて独立してエッグコーヒーを開発・提供したのが始まりとされるまさにピンポイントの発祥の地。甘いエッグカスタードが特徴のエッグコーヒーですが、本店は甘さ控えめで若干コーヒーの苦味とえぐみが強いのが特徴となっています。
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SNSなどで話題の隠れ家カフェ。狭く文化に溢れるハノイ旧市街の特徴を存分に引き出した店内と不要品をアップサイクルした店内デコレーションや家具などSNS映えの魅力に加えてドリンクも本格的で楽しめます。入り口が見つけにくいのが隠れ家カフェの難点かつ魅力!
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ハノイのシンボルであるロンビエン橋の入り口にあるカフェ&ラウンジ。店内からのロンビエン橋ビューとおしゃれなドリンクはSNS映えもばっちりで若者が集まり、外国人観光客にも人気のおしゃれカフェです。
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今ハノイでひそかにブームとなっているドーナッツ。ベトナムグルメではないですがもはやハノイはドーナッツ競合区です。そんなハノイでトップレベルのもちもちドーナッツを扱うこのお店は若者に大人気で2024年オープンで早くも2号店が別地区にオープンしました。
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Q&A
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クレジットカードは使えますか?
観光客向けレストランであれば使える場所がほとんどですが、ローカルな専門店では使えない場所も多いです。一皿5~10万ドン(300~600円)と少額ですので、ベトナムドンの紙幣をご準備いただくことをおすすめします。
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お腹を壊さないか心配です。
ベトナムは周辺東南アジアと比べても衛生面はかなりいいです。とはいえ日本ではないので水道水は飲めませんし、お腹が弱い人は要注意です。氷を心配される方が多くいらっしゃいますが、基本的にはハノイであれば屋台でも市販の氷を使っているため問題はありません。時々野菜を洗った水が良くなかったのではないかということも原因として考えられますが、こちらもゼロではないとはいえレアケースです。どちらかというと、油が体に合わずにお腹を壊すということが良くあります。原因は様々ありますが、異国の旅行での疲労やストレスが原因となることが多いので体調はしっかり整えて、無理をせずグルメをお楽しみください。万が一に備えて日本の下痢止めをご持参いただくのも手ですが、現地の薬局で簡単に処方してもらえるお薬の方が効き目がいいことも多いです。
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食事のおおよその予算はどれくらいですか?
料理によって価格は様々ですがローカルの専門店であれば一皿は5~10万ドン(300~600円)ほど。地方の公設市場の食堂でフォーを注文すると2~3万ドンほどなので驚きです。豊富にメニューをそろえたベトナム料理レストランは一品10万ドンほどでディナーとしてお召し上がりいただくとたくさん楽しんだ場合お二人様で会計は40~70万ドン(2,500~4,000円)ほどが予算になります。5つ星ホテルでのディナーやコース料理はお1人様50万ドン(3,000円)~と多少高級にはなりますが、雰囲気とともに各ホテルのシェフこだわりの料理を楽しめることを考えれば、宿泊せずにホテルの外部利用という食事の楽しみ方もおすすめです。